建築マメ知識

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建築マメ知識

基礎

杭はすべて品質を確認しながら施工します

建物を支えるもので、すべて地中深く打ち込まれます。お客様が直接検査できるものでなくまた、我々も二度と検査できない為、1本1本丹念に検査し施工します。

地中に建物を描きます

無駄な掘削作業は、ロスを招くだけでなく、隣接する建物に悪影響を及ぼす可能性があります。もし工事で近隣にご迷惑を掛け建物を使われるお客様と近隣の方々とのお付き合いにしこりが残ることの無い様に、最前を尽くして工事を行います。

主体構造

割れないコンクリート

割れないコンクリートは存在しませんが、割れにくくする方法の一つとしてコンクリート強度の確認を工程の進捗に合わせて行い、適切な強度を確認してから次の工程へ進みます。
鉄筋は、コンクリート打設とともにかくれてしまい、杭と同様に二度と検査できなくなってしまいます。鉄筋同士の接合部分は、現場で施工しすぐにコンクリート打設となることがほとんどです。継ぎ手部分に重大な欠陥がおこらないように、当社の品質システムにより施工し、当社で保証します。

コンクリートの水かげん

コンクリートには水分が不可欠ですが、過不足があると亀裂や硬化不良などの原因となる為、コンクリートの水加減には気を配り施工します。

コンクリートの塩加減

鉄筋コンクリートには、塩分は大敵です。
鉄筋コンクリートに使用するコンクリートは、すべての材料を吟味し、塩分を取り除きます。打設当日は受け入れ試験を行い不合格品については受入れを拒否します。

さびが一番

鉄骨のつなぎ部分は、ボルトの締め付けによる摩擦力で力を伝達しています。ボルト1本1本が役目を果たしているか確認が大切です。
主体構造部で使用するボルトのほとんどは、締め付け強度が発現するとテール部分が切断されるボルトを使用し強度の発現を確認します。

工事

環境

現場から出るゴミは、すべて産業廃棄物で処理をしますが、再利用できるものは、再生資源として分別し再利用処理を行うようにしています。まさしく、混ぜればゴミ、分ければ資源で努力しています。

省エネ

防音シートを採用すると、音を低減すると共に光を遮断してしまい現場内に照明設備が必要となりますが、当社では採光性の高い防音シートを使用し照明設備を低減し、特に夏場の電力使用量を押さえるよう努力しています。

外装

タイルは落とさない!

外壁に貼り付けたタイルが剥落しない様に試行錯誤をしていますが、現場は全て人の手による作業で行っています。
工場で造られるものと違いその時その時の状況が違い、職人の経験と感が頼りになることがしばしばですが、もし剥落すると取り返しのつかない事態になりかねますので、細心の注意と品質管理システムで施工します。

すき間は埋まる

主に窓周りに使われているシーリング(コーキング)材は、好き嫌いが激しく施工場所や材料を注意しないとまったく効果を発揮しないことがあります。お互いの材料に適した材料を選択し施工することで、仲を取り持ちすき間を埋めシーリング材の性能を発揮します。

内装

モルタルのさじかげん

左官工が使うモルタルの基本は、セメント・砂・水を練り合わせますが、最近は、性能を求める為にさまざまな混和材を混入します。すべての現場で、職人の感で行われることがほとんどですが、当社では感に頼ることなく、施行計画書で事前に性能の確認をし、均質な品質が保たれるように、モルタルを練り混ぜます。

接着剤のええかげん

接着剤の中には、気温の変化で硬化時間が変化します。当社が使用する接着剤は、気温の変化にあわせています。

防犯と防災

扉に施錠すると防犯上有効ですが、火災など災害が発生すると逃げ遅れや助けに入れないなど防災上は不利になりかねません。防犯も防災も共に大切で双方のバランスはお客様のおもいにより変化しますので、お客様の身になって最適な方法を提案します。

木を使うのも気を使います

木質製品の多くは合板を多用しています。合板は無垢材に比べて一定の品質を確保でき、安価であるために急速に普及しましたが、南洋森林資源の激減と接着剤から発生するホルムアルデヒド等の問題があります。
内装で使う合板はホルムアルデヒド等の発生が少ないもの、または、南洋材にかわるものを使用し、南洋森林資源の保護に微力ですが貢献できればとの思いがあります。

換気

ホルムアルデヒドの発生が少ない建材を多用するようになりましたが、ホルムアルデヒドは防腐剤等に使われるホルマリンの原料となる物質の為、ホルムアルデヒドの発生を押さえた建材は、カビ等の発生を押さえにくくなります。
人にやさしいは”カビ”にもやさしいと言うことでは困りますので、カビの天敵の乾燥状態を保つ為と、ホルムアルデヒドの発生が少なくとも、密封しておくと室内に充満してしまいますので、施工から引き渡しまで換気を欠かさないようにしています。

ペンキは臭くない

ペンキと言えば「シンナーの臭いが・・・」と発想する方がほとんどだと思いますが、建築の現場で使われている塗料は、水溶性の塗料も多くシンナーの臭いでご近所に迷惑をかけることも少なくなりました。

防水

防水工事には、アスファルト防水、シート防水、塗膜防水、シーリングなどの色々な工法がありますが、防水工事をしなくても雨や水の浸入を防ぎ、用心のための防水工事になる様に努力しています。

電気・給排水・ガス設備

点検口

設備の配管配線のほとんどは、床下や天井裏に等の日頃目に触れない部分にあります。建物に不具合が生じたときにいち早く原因を止めるために、なくてはならないものです。

お問合わせ

電話番号06-6952-3331

受付時間: 平日 9:00 ~ 17:00